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雪の日の工事現場はどうなる?

  • 2022.01.11
  • ブログ

こんにちは!
広報担当の國枝です。

施工管理職として、工事現場で活躍する社員にインタビュー!
今回は、こんなテーマでお話を聞いてみました。

雪の日の工事現場

最近めっきり寒くなってきましたよね。
ときには、公共工事の現場にもまとまった雪が降って大変な日もあるのではないでしょうか。
そんな雪の日の工事現場について、ベテラン社員に聞きました。

話を聞いた人:虫鹿 史郎(むしか・しろう)さん
入社24年。この日は本社でデスクワークをしていました。

■やはり、雪が降ると大変ですか?
現在、私は河川の掘削工事現場で仕事をしています。強い風が直接当たりやすいので寒いですね。岐阜県のほうまで行けば、もっと寒いのではないでしょうか。

私の体感では、雪が降ってとても寒い日は年に1、2回あるかどうかです。それでも、雪が降ると大変ですね。寒いだけでなく、工事にも影響が出ます。

■雪の日にできない工事はありますか?
雪が降るような寒い日には、舗装工事や生コン打設は無理にできません。工事の品質にもかかわります。

もともとアスファルト合材は熱いままのものを打設する必要があり、雪を含んで冷えるとぼろぼろに固まってしまうことも。公共工事は品質を担保する必要があるため、無理に実施せず工期を延ばすこともあります。

■どうしても工期が延ばせないときは?
スケジュールによっては、どうしても工期を延ばせないときもあります。その場合は、保温養生をして生コン打設をします。雪がコンクリートの上に重ならないよう、屋根を立てて対策します。コンクリートを打設したあと、品質が悪くならないよう、ジェットヒーターで囲む作業も。打設したあと、夜通し養生作業をしたこともありますね。手間や費用はかかりますが、品質と工期を守るためには仕方ありません。

■雪が降って大変だったエピソードは?
実は、コンクリートが固まるまで触れずに1週間くらいそのままにしておく必要があります。その間は作業が進まないため、工期が年末年始に重なる場合は休業期間の直前にやっておきたいという事情もあります。そのため、年末に雪が降ると大変ですね。

■寒い冬でも元気よく、屋外で仕事しています!
大興建設の施工管理職は、雪が降るような寒い日も外で元気よく仕事をしています。
雪の日は寒いだけでなく、工事にもさまざまな影響があるんですね。

次回も、ベテラン社員に聞いた現場の裏側を紹介します!
お楽しみに。

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