こんにちは!
広報担当の國枝です。
先日見学した、日光川到達立坑工事の現場。
大興建設からは4人の施工管理職が配属されています。その半分が、入社2年目以内の若手社員です。
「この現場に必要なスキルは?」
「若手社員の役割は?」
気になっていたことを、先輩社員に聞きました。
話を聞いた人:
丹羽将貴さん(土木部工事課工事課長、現場代理人)
花木達哉さん(土木部工事課主任)
■日光川到達立坑工事の現場で必要なスキルは?
スキルではないかもしれませんが、現場で鉄筋を組むため鉄筋の管理が大切です。鉄筋の図面(発注図)を見て、完成図をイメージする力が必要ですね。さまざまな角度から見た展開図や鉄筋の数量表などをもとに、どの長さの鉄筋を何本発注するか考えます。発注者とのやりとりにも必要です。
図面どおりに鉄筋が入らない場合は図面を書き直すことも。最初は理解できなくても、経験した現場の数が増えれば、だんだんと図面が理解できるようになってくると思います。
経験を積んで、図面レベルで不具合がわかるようになれば工事に影響は出ません。
■若手社員の役割は?
基本はどの現場でも変わらないと思いますが、若手社員がひとりで図面の意味を理解するのは難しいため、まず測量や現況の撮影などからスタート。
実は(見学日の)4日前、新入社員の伊藤さんが配属されたばかりです。まずは現況の撮影を練習がてら任せています。2年目の一色田さんがそばについて、教えながら進めています。
ちなみにこの現場では、足場や鉄筋の組み立て、型枠づくりやコンクリートの打設が必要です。この一連の流れを経験すると、ほかの現場でも活かせると思います。
まずは自分がたずさわった工事で経験を積んでいくと、経験のない工法や現場へも少しずつ応用できるようになるはずです。
■時にはホワイトボードを使って説明も
現場の経験が浅いと、図面を見てすべてを理解するのは難しいもの。資料や画像を使うだけでなく、打ち合わせ場所にあるホワイトボードに書いて説明することもあります。
■現場での取り組み
ちなみに日光川到達立坑工事の様子は、現場監督自らInstagramやブログでも発信中!
Instagram(@nikko_tatekou):https://www.instagram.com/nikko_tatekou/
ブログ:https://nikkou-tatekou.hatenablog.com/
書類の電子化や遠隔臨場などの取り組みとともに、次回ご紹介します!