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広報担当がゆく!大興建設の現場見学<青木川第4調整池:前編>

  • 2023.05.04
  • ブログ

こんにちは!
広報担当の國枝です。

新年度を迎え、現場でも工事が完了したり新しい工事が始まったりしていて、時の流れの早さをしみじみと感じています。

そんな中、先日江南市の青木川第4調整池の現場を見学しました!
実は昨年8月ごろにも見学した現場です。
そのときの様子は以前の記事でご確認ください。

https://www.taiko-jp.com/archives/3049
https://www.taiko-jp.com/archives/3069

とても暑くて、真っ白なコンクリートの照り返しがまぶしかったのを覚えています。

半年以上ぶりに見学してみると、工事が進んでいる様子が分かって興味深かったです。
現場に建てられていたイメージアップ看板の工事進捗率も、8月は0%でしたが、今は70%に進んでいました。

完成までもう少し!
見学しながら、半年の間に進んだ工事のことや大変だったことなどを、現場で活躍する社員に聞きました。

話を聞いた人:
長瀬和夫さん(監理技術者)

■大変だった作業や出来事はありますか?

今年は大雨や大雪などが少なく天候に現場が左右されることはあまりなく一安心しました。

越流堤を築造するために堤防を掘削するのですが、その際に川の水が来てしまわないように河川を締め切る必要があり、鋼矢板を打設しました。ですが河川の中ということもあり、埋まっている玉石が非常に多く、密でしたので地盤がとても固かったです。そのため矢板を打設するのにとても苦労しました。

当初は矢板を打設するのに1か月ほどかかると想定していましたが、結果的に2か月くらいかかってしまいました。後のスケジュールにも影響が出て、工程を見直す必要がありました。

■今後の作業は?

今は越流堤の施工に取り掛かっています。重機の作業場所やダンプの経路などを確保する必要があり、一度に全体の作業に取り掛かりコンクリートを打設することはできません。積み木を積みあげるように順番に作業を進めるしかありません。
また、地面を掘ったままでは側面が崩れてきてしまうため、ブルーシートで養生をしています。型枠を固定するため山留材を設置したりする作業も必要です。

■現場を見学してみて…

現場のすぐ横を流れる青木川。台風の多かった半年前と比べると、水位が低く流れもおだやかでした。
このように、水位の低い渇水期に完了させたい作業があるのもうなずけました。

次回も、青木川第4調整池を見学したときの様子を紹介します!

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